[第158号] 景徳鎮が宿す、産地と歴史に磨かれた用の美
世界最大の工芸産地、中国・景徳鎮。世界の磁器発祥の地、また、磁器の聖地として、古くからその存在が知られています。景徳鎮の人口は約160万人ですが、市街地人口約50万人のうち約10万人が磁器産業に携わ…
玉川堂7代目・玉川基行 著
世界最大の工芸産地、中国・景徳鎮。世界の磁器発祥の地、また、磁器の聖地として、古くからその存在が知られています。景徳鎮の人口は約160万人ですが、市街地人口約50万人のうち約10万人が磁器産業に携わ…
水1リットルに含まれるカルシウムとマグネシウムの量を「硬度」と言い、その成分量によって「軟水」「硬水」に分類され、単位は「mg」が使用されます。世界保健機関(WHO)の基準では、1リットル中120m…
世界に誇る日本古来の文化として、建築、和食、工芸などが挙げられますが、これらの文化が発展した要因として、刃物の存在が欠かせません。中でも鉋や鑿などの大工道具、和包丁、日本刀などは、海外からも高い評価…
ワインの醸造は約8000年前、コーカサス地方(ジョージア)で始まったとされ、その後古代オリエントにも広まり、フランスでのワイン醸造は約2000年前のことです。当時から貴重な飲み物でしたが、その存在価…
童謡「茶摘み」でも歌われているように、立春から数え八十八日目(八十八夜)の頃に新茶の茶摘みが行われますが、今年の八十八夜は、本日5月1日。これからまさに日本茶の旬を迎えようとしています。日本ではその…
13世紀、マルコ・ポーロが東方見聞録の中で、「黄金の国ジパング」と称するほど鉱業資源に恵まれた日本。江戸時代に入ると徳川幕府は、鉱業王国を構築すべく日本各地で積極的に鉱山開発を推進、世界有数の金銀銅…
人類が初めて食器を製作したのは約5000年前の古代エジプトとされ、素材は銅が使用されていました。copper(銅)の語源は、ラテン語「cuprum(キュープラム)= キプロス島の銅鉱石」を意味してお…
「全体の数値の大部分は、その全体を構成するうちの一部の要素で生み出されている」。19世紀末、イタリアの経済学者パレートが発見した寡占に関する法則「パレートの法則」です。母国イタリアの国土の2割に8割…
日本国内において、創業100年以上の企業は約33,000社存在し、世界比率は約40%を占めています。さらに創業200年以上となると約1300社、世界比率は約65%と増加し、日本は世界に誇る老舗企業王…
パラドール(Parador)は、スペイン全土に93カ所展開している国営のホテルチェーンのことで、世界遺産クラスの宮殿・古城・修道院など、スペイン国内の歴史的建造物をリノベーションさせた宿泊施設です。…