[第177号] 急須でお茶を淹れる
ITC(国際茶業委員会)によると、現在、世界のお茶生産量は約600万トン。15年前の約300万トンに比較すると倍増しており、世界のお茶人口は急速に伸びています。世界一のお茶生産国は中国の約200万ト…
玉川堂7代目・玉川基行 著
ITC(国際茶業委員会)によると、現在、世界のお茶生産量は約600万トン。15年前の約300万トンに比較すると倍増しており、世界のお茶人口は急速に伸びています。世界一のお茶生産国は中国の約200万ト…
金属工芸は「鋳金(ちゅうきん)」「鍛金(たんきん)」「彫金(ちょうきん)」の3つに分類されます。「鋳金」とは型に金属を流し込んで器へと整形する技法、「鍛金」とは金属板を叩いて器へと整形する技法、「彫…
日本の工芸は、中国の明清時代(明1368〜1644・清1644〜1912)の工芸の影響を強く受けています。古代より、中国の工芸の種類・技術力・表現力などは、他国より優れた存在でしたが、明の時代に入る…
テクノロジーの進化によって世界経済は目まぐるしいスピードで変化し、将来の予測が困難な状況にあることから、「VUCA(ブーカ)」の時代=Volatility (変動性)・Uncertainty (不確…
山形県米沢市と言えば、米沢藩が存在した上杉家の城下町。上杉神社をはじめ上杉家ゆかりの史跡が点在しており、「米沢上杉まつり」「上杉雪灯篭まつり」など、上杉を冠したイベントも多数開催されています。中でも…
「松下電器は人を作るところでございます。あわせて商品も作っております。電気器具も作っております」。松下幸之助の経営哲学の中で、「人」が第一にあることを端的に表現している名言です。その想いを後世へ継…
本日10月1日は「国際コーヒーの日」。日本では全日本コーヒー協会により、約40年前から10月1日が「コーヒーの日」と制定されていましたが、世界各国が独自で制定しているコーヒーの日は一致しておらず、そ…
日本の夏の風物詩といえば夏祭り。土地の文化や風土と密着し、人気の高い祭りには国内外から多数の見物客が集まりますが、その代表的なものとして、毎年8月上旬に開催される「青森ねぶた祭り」が挙げられます。稲作…
シャンパンの生産地であるフランス・シャンパーニュ地方において、シャンパン生産者は「メゾン(フランス語=家)」と称され、家族経営などの小規模生産者を含めると、約5000のメゾンが存在します。その内、大手…
茶の湯の文化が根付き、京都・金沢と並ぶ「日本三大和菓子処」としても知られる松江。毎年10月に開催される「松江城大茶会」は、京都「二条市民大茶会」、金沢「兼六園大茶会」と共に「日本三大茶会」と称され、国…