[第170号] 無心と祈りの版画家 棟方志功
日本の夏の風物詩といえば夏祭り。土地の文化や風土と密着し、人気の高い祭りには国内外から多数の見物客が集まりますが、その代表的なものとして、毎年8月上旬に開催される「青森ねぶた祭り」が挙げられます。稲作…
玉川堂7代目・玉川基行 著
日本の夏の風物詩といえば夏祭り。土地の文化や風土と密着し、人気の高い祭りには国内外から多数の見物客が集まりますが、その代表的なものとして、毎年8月上旬に開催される「青森ねぶた祭り」が挙げられます。稲作…
シャンパンの生産地であるフランス・シャンパーニュ地方において、シャンパン生産者は「メゾン(フランス語=家)」と称され、家族経営などの小規模生産者を含めると、約5000のメゾンが存在します。その内、大手…
茶の湯の文化が根付き、京都・金沢と並ぶ「日本三大和菓子処」としても知られる松江。毎年10月に開催される「松江城大茶会」は、京都「二条市民大茶会」、金沢「兼六園大茶会」と共に「日本三大茶会」と称され、国…
ワイン醸造発祥の地は、東ヨーロッパのジョージア(旧クルジア)とされています。2015年、BC6000年頃の使用と予測されるワイン醸造用の素焼きの壺が発掘され、それまで最古のワイン醸造地とされていたイ…
人々の暮らしの中に、彩りを添える文様。古代より、様々な文様が器や装飾品などに描かれてきましたが、当初は動物や人物のモチーフが中心でした。紀元前2500年頃、メソポタミア文明の金製品(鍛金)は、牛など…
人類が初めて石器を開発したのが、約330万年前とされています。考古学では、そこから「旧石器時代」と称していますが、さらに「中石器時代」「新石器時代」を経て、紀元前3000年頃、金属を道具として使用す…
お茶は奈良時代に最澄と空海らの遣唐使が、大陸から茶の種子を持ち帰ったことが日本での始まりとされています。当時、茶葉を蒸して突き固めた団茶を使用しており、それを煮出して飲んでいましたが、鎌倉時代に入る…
コーヒー豆は、赤道を中心に南北回帰線内の熱帯地域で栽培されており、カフェや市販の豆などに使用される「アラビカ種」と、缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに使用される「ロブスタ種」に大別され、アラビカ種…
観光庁は、新型コロナ前に掲げた政府目標「2030年の訪日外国人6000万人、観光消費額年間15兆円」は、継続していく意向を示しています。2019年は過去最高の3,188万人に対し、2020年は41…
干支は「十干十二支(じっかんじゅうにし)」の略であり、約3000年前の古代中国の思想や易にその起源を見ることができます。現代の日本において干支は、12年を1周期とする十二支のみを取り扱う風潮にありま…