[第203号] 万博と玉川堂の歴史

玉川堂の創業は1816年。初代・玉川覚兵衛が17歳の時、近郊の弥彦山の銅を使用して、薬罐(やかん)を主力商品とした銅器の製造を開始し、「也寛屋 覚兵衛(やかんや かくべい)」の屋号で店を立ち上げたのが…

[第202号] 人の営みに不可欠な素材「銅」

人類が初めて使用した金属は「銅」です。BC6000年頃、メソポタミア地域(イラン西部&アナトリア東部)で出土された銅を、棒状に加工した装飾品やピンなどが世界最古の銅製品、金属加工製品であるとされ、その…

[第198号] 伝統工芸のラグジュアリー戦略

 欧州の王族・貴族などが絶対的な権力を握った時代において、ラグジュアリーとは特権的な贅沢や豪華さの表現であり、富や地位を表すものでした。しかし、産業革命によって資本家が台頭すると、その優雅な生活スタイ…

[第196号] 「趣味的工芸」で感じ合う

 「伝統的工芸品」とは、経済産業大臣が指定した工芸品を指し、次の5項目の条件を満たした工芸品が「伝統的工芸品」として指定されます。①日用品、②主要工程が手作業、③伝統的な技術(100年以上)、④伝統的…

[第194号] 古代より社会発展の変革を担う銅

 銅は、パソコン・携帯電話・自動車・電力インフラなど、幅広い産業で使用されており、銅価格は世界経済の変調に敏感に反応するため、私たち銅を扱う産業や投資家の間では、「ドクターカッパー」とも呼んでいます。…