[第45号] ツタンカーメンの秘宝が日本再上陸
1965年の高度経済成長期、日本美術展史上最高の観客動員を集め、日本を熱狂の渦に巻き込んだ、エジプト考古学博物館所蔵「ツタンカーメン展」。それから約半世紀の時を経て、今年、ツタンカーメン黄金の秘宝約…
玉川堂7代目・玉川基行 著
1965年の高度経済成長期、日本美術展史上最高の観客動員を集め、日本を熱狂の渦に巻き込んだ、エジプト考古学博物館所蔵「ツタンカーメン展」。それから約半世紀の時を経て、今年、ツタンカーメン黄金の秘宝約…
幕末の動乱期、後に明治維新を打ち立てることになる多数の門下生を輩出したことで有名な松下村塾。そして、そこで数多くの才能を見出し育んだ、稀代の教育者・吉田松陰(1830年8月4日~1859年11月2…
昨年2011年、中国が日本を抜き、GNP世界第2位に躍り出たとの報道が、世界中を駆け巡りました。2003年から2007年までGDP成長率は5年連続して10%を超え、今もなお、10%前後の驚異的な…
日本のものづくりは岐路に立たされており、日本のお株を奪うかのような海外産の新製品が次々と開発され、日本市場を席巻しています。家電メーカーは、テレビでは「サムスン」、掃除機では「ダイソン」が日本のメ…
近年、日本ワインが注目を浴びています。日本でワイン造りが始まったのが今から約140年前の1870年代の山梨県にて。その後、日本という風土の中で脈々と受け継がれてきましたが、醸造設備もノウハウも無く、…
ピータードラッカー(1909年11月19日~2005年11月11日)は、マネジメントの父とされ、経営学の世界的権威。社会の中で形成される人間の幸せ、全員が幸せに働ける組織をテーマにその形態を追求…
「クールジャパン(=かっこいい日本)」と海外から評価され、10年が経過しようとしています。ファッション、デザイン、アニメ、和食、伝統文化、更にはロボットや環境技術のハイテク製品など、日本のさまざまな…
昭和20年、日本の主要都市が焼野原と化し、敗戦のショックに誰もが途方に暮れていた時代、大きな夢を抱き、市場は常に世界へと目を向け、町工場の職人から世界人へと飛躍した人物がいます。本田宗一郎氏と井深…
ルイ・ヴィトンのテーマは「旅」です。人生そのものが旅だというメッセージがブランドに隠されており、ルイヴィトンならではの広告が展開されています。そ の一例として、旧ソ連・ゴルバチェフ氏が、モノグラム…
成熟消費社会に突入している日本において、「プレミアム」は重要なキーワードの一つです。プレミアムとは、これまでの日本の社会経済を根っこで支配して いた大量生産、大量消費という思想を根本から覆す、全く異…