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	<title>無形文化財 鎚起銅器「玉川堂」- GYOKUSENDO</title>
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	<description>雪国新潟で二百年に渉り銅器づくり一筋に歩んできた玉川堂、幾時代の風雪を乗り越え、燕の土地に育まれた鎚起銅器の技を継承しています。</description>
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	<title>無形文化財 鎚起銅器「玉川堂」- GYOKUSENDO</title>
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	<item>
		<title>燕三条 工場の祭典2026への参加について</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/news/8693</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 25 Aug 2026 08:37:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[今年も10月1日からの4日間、「燕三条 工場の祭典2026」が開催されます。今年は150ヶ所を超える企業・店舗が参加し、地域全体で皆様のお越しをお待ちしております。 玉川堂ではどなたでもご参加いただけ...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今年も10月1日からの4日間、「燕三条 工場の祭典2026」が開催されます。今年は150ヶ所を超える企業・店舗が参加し、地域全体で皆様のお越しをお待ちしております。<br />
玉川堂ではどなたでもご参加いただける工場見学に加え、予約制のプレミアム見学（有料）、また新しいメニューで臨む製作体験など、いろいろな内容を用意して皆様をお待ちしております。</p>
<h3>「燕三条 工場の祭典2026」</h3>
<h4>〈開催日〉10月1日（木）〜4日（日）</h4>
<h4>《工場見学》<br />
10:00から30分おきにご案内します。各回20分程度</h4>
<p>1日、2日：10:00〜16:00<br />
3日、4日：9:00〜16:00<br />
※12:00〜13:00は見学受入休止</p>
<p>午前最終案内：11:30<br />
午後最終案内：16:00</p>
<h4>《製作体験》<br />
銅のペン立て作りの製作体験を行います。詳細・お申し込みは下記リンクからご確認ください。<br />
先着順となり、満員の場合はキャンセル待ちを承ります。</h4>
<p>銅板を使ってペン立てを作るワークショップです。</p>
<p>細長い銅板に金鎚を使って模様をつけ、化学反応による着色を施して、最後にペン立ての形に成形して仕上げます。<br />
デスクの上で目を引く、まさに世界に一つのペン立てを作りましょう。</p>
<p>日程：<br />
2026年10月2日（金）〜4日（日）<br />
【午前の部】10:00開始〜12:00頃 終了予定<br />
【午後の部】13:30開始〜15:30頃 終了予定</p>
<p>定員：<br />
各回6名<br />
※定員に達した場合、キャンセルまちを承ります。</p>
<p>参加費：<br />
6,000円（税込）</p>
<p>URL: <a href="http://forms.gle/CmjE8DNAFsvu48wH6">製作体験 お申込み</a></p>
<h4>《プレミアム見学（有料）》<br />
普段の見学より更に間近で職人の手元を見学し、技術や道具について詳しい説明をいたします。<br />
先着順となり、満員の場合はキャンセル待ちを承ります。<br />
鍛金場に上がって、道具についての詳しい解説など交えながら、より間近で職人の手元をご見学いただけます。</h4>
<p>※製作体験は含まれません。<br />
※原則として、中学生以上の方がご参加いただけます。<br />
※工場の祭典期間中、通常の見学（無料）もこれまで通り実施いたします。</p>
<p>日程：<br />
①10月1日（木）9時開始<br />
②10月2日（金）9時開始<br />
※所要時間50分程度</p>
<p>内容：<br />
&#8211; 鍛金場に上がり、間近で職人の仕事を見学<br />
&#8211; 道具についての解説<br />
&#8211; 巨大鍔薬罐の解説<br />
&#8211; 小さいお土産つき<br />
※内容は変更になる場合があります。</p>
<p>定員：各回6名</p>
<p>料金：2,000円（税込）<br />
※受付にて現金でお支払いください。<br />
URL: <a href="https://forms.gle/3SsAsGwsbvgu9pT86">プレミアム見学 お申込み</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>8月の休業日について（燕本店／銀座店／笄 KOGAI）</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/news/8646</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 24 Jul 2026 01:43:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[玉川堂燕本店および各直営店の、8月中の休業日をご案内いたします。ご来店の際はご注意くださいませ。なお、燕本店は休業日の調整に伴い、今年はお盆期間中も「店舗」「工場見学」ともに通常通り営業いたします。詳...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>玉川堂燕本店および各直営店の、8月中の休業日をご案内いたします。ご来店の際はご注意くださいませ。なお、燕本店は休業日の調整に伴い、今年はお盆期間中も「店舗」「工場見学」ともに通常通り営業いたします。詳細は以下の案内をご確認ください。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>【各店舗休業日】</strong></span><br />
<strong>燕本店：<br />
</strong>日祝定休<br />
（今年はお盆期間も通常通り営業いたします。8月11日（火・祝）はお休みです）<br />
※8月24日（月）は社内研修のため臨時休業</p>
<p><strong>銀座店：<br />
</strong>お盆期間中も休まず営業<br />
※8月24日（月）は商業施設の休館日のため休業</p>
<p><strong>笄 KOGAI：<br />
</strong>日祝定休<br />
8月10日（月）〜18日（火）（お盆休み）</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【重要】弊社を騙るショッピングサイトにご注意ください</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/news/8639</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 23 Jun 2026 04:07:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.gyokusendo.com/?p=8639</guid>

					<description><![CDATA[現在、弊社の会社名、画像などを無断で使用し、弊社が運営しているかのように見せかけた「偽サイト（詐欺サイト）」の存在がお客様からのご連絡により確認されています。 偽サイトへのアクセスや、個人情報の入力、...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>現在、弊社の会社名、画像などを無断で使用し、弊社が運営しているかのように見せかけた「偽サイト（詐欺サイト）」の存在がお客様からのご連絡により確認されています。<br />
偽サイトへのアクセスや、個人情報の入力、ご注文、お振込みを絶対にされないよう、十分にご注意ください。</p>
<p>■ 弊社の公式HP／オンラインショップのURL<br />
弊社の運営する正しいURLは以下の通りです。ご覧になる際、お買い物の際は、必ずブラウザのアドレスバー（URL）をご確認ください。</p>
<p>公式HP：<a href="https://www.gyokusendo.com/">https://www.gyokusendo.com/</a><br />
公式オンラインショップ：<a href="https://gyokusendo.theshop.jp/">https://gyokusendo.theshop.jp/</a></p>
<p>■ 本件に関するお問い合わせ窓口<br />
玉川堂 燕本店<br />
電話番号：0256-62-2015<br />
メールアドレス：<a href="mailto:info@gyokusendo.com">info@gyokusendo.com</a><br />
受付時間：8:30〜17:30（日祝定休）</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>燕本店 江戸切子展示販売会のお知らせ</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/news/8632</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 09 Jun 2026 08:41:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.gyokusendo.com/?p=8632</guid>

					<description><![CDATA[燕本店にて、「東亜硝子工芸@」さんの展示販売会を開催いたします。 東京・大田区に工房を構える「東亜硝子工芸」の持ち味は、色ガラスの部分を大きく削り、透明なガラスの割合を多くしたデザイン。 新潟では実際...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>燕本店にて、「東亜硝子工芸@」さんの展示販売会を開催いたします。<br />
東京・大田区に工房を構える「東亜硝子工芸」の持ち味は、色ガラスの部分を大きく削り、透明なガラスの割合を多くしたデザイン。</p>
<p>新潟では実際に製品を手に取る機会が少ない、さまざまな色や形、カッティングの江戸切子を実際にお手に取ってご覧いただける機会です。庭の緑も綺麗なこの時季に、ぜひ本店にお越しくださいませ。</p>
<p>《会期》	6月10日（水）〜6月23日（火）<br />
《展示製品》ぐい呑、ロックグラスなど 約20点<br />
《お問い合わせ》	玉川堂 燕本店 0256-62-2015／info@gyokusendo.com</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://www.gyokusendo.com/cms/wp-content/uploads/2026/06/DSC5544-600x903.jpg" alt="" width="600" height="903" class="alignnone size-medium wp-image-8633" srcset="https://www.gyokusendo.com/cms/wp-content/uploads/2026/06/DSC5544-600x903.jpg 600w, https://www.gyokusendo.com/cms/wp-content/uploads/2026/06/DSC5544-1200x1806.jpg 1200w, https://www.gyokusendo.com/cms/wp-content/uploads/2026/06/DSC5544-1021x1536.jpg 1021w, https://www.gyokusendo.com/cms/wp-content/uploads/2026/06/DSC5544-1361x2048.jpg 1361w, https://www.gyokusendo.com/cms/wp-content/uploads/2026/06/DSC5544.jpg 1600w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第217号】抹茶の世界的ブームを、日本茶文化の醸成へ</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/column01_dento/8706</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 01 Aug 2026 07:47:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[玉川堂メールマガジン・コラム「伝統新潮流」]]></category>
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					<description><![CDATA[　日本茶の世界的需要が高まる中、日本茶の輸出額は、2015年に100億円を超えて以降、過去最高を毎年更新しています。特に直近の輸出額は驚異的で、2024年の364億円に対して、昨年2025年は720億...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>　日本茶の世界的需要が高まる中、日本茶の輸出額は、2015年に100億円を超えて以降、過去最高を毎年更新しています。特に直近の輸出額は驚異的で、2024年の364億円に対して、昨年2025年は720億円と倍増。今年の最新データでは昨年を超える勢いとなっており、一気に輸出の主力品目へと浮上してきました。この輸出拡大を強力に後押ししているのが、抹茶の原料となる「碾茶（てんちゃ）」で、日本茶の輸出額の8割以上を占めています。数量限定の抹茶を求めて、訪日外国人が老舗茶店へ次々と訪問。海外でも抹茶の入手はより困難となっており、今、世界中で抹茶争奪戦の様相を呈しています。<br />
　<br />
　この世界的な抹茶需要に対応すべく、玉露や煎茶などの「緑茶」の生産から、輸出向けの「碾茶」へと生産転換する茶農家が続出しており、今後、輸出額のさらなる増加が見込まれます。しかし、生産転換をするためには、機械導入などに多額の経費が掛かるほか、苗木を植えてから収穫まで約5年を要し、さらには、急速な抹茶ブームがどこまで持続するのか不透明であるとし、生産転換には慎重な姿勢を示す茶農家も見受けられます。一方で、これを好機とみた世界最大のお茶生産国・中国は、広大な土地と資本力を武器に、圧倒的なスピードで碾茶の作付面積を拡大しており、ベトナムやタイなどのASEANでも本格的な碾茶栽培を開始。これらの新興勢力によって、世界の抹茶市場は瞬く間に塗り替わりつつあり、日本の抹茶文化は、大きな転換期を迎えようとしています。</p>
<p>この抹茶ブームの契機は、世界大手カフェ企業が仕掛けた「抹茶ラテ」の世界的なヒットにあります。抹茶は特別な時に飲むお茶から、毎日気軽に楽しむお茶へと変化し、抹茶ラテはカフェ業界の定番カテゴリーとして確立しました。また、飲料だけでなく、菓子やアイスなどにも応用できる用途の広さに加え、視覚的インパクトのある鮮やかな緑色、様々なビタミンが豊富に含まれる健康食品としての効能も、世界的な普及を一層加速させました。それまで外国人の多くは、抹茶の渋味や苦味に抵抗感があったものの、ラテ・菓子・アイスなどへ加工することで、世界中の人々に適応する味覚となりつつあります。</p>
<p>　抹茶ブームは視点を変えると、緑茶の需要を促す千載一遇の好機であり、日本茶の裾野を広げる入口として、大いに活用していきたいものです。その入口としてお勧めしたい日本茶は、「水出し緑茶」です。急須に多めの茶葉を入れ、氷と水を注ぎ、抽出時間は約5分。渋味と苦味はほとんど抽出されませんが、旨味と甘味に関しては、お湯より冷水の方が多く抽出されます。そのため、より真価を発揮する楽しみ方は、料理とのペアリングです。出汁の効いた和食・寿司・蕎麦などの相性の良さはもちろんのこと、ステーキ・焼き鳥などの味付けの濃い肉料理には濃い目に抽出すると相性が良く、また、辛い料理には口直しとしても最適。旨味と甘味のみ抽出される緑茶のため、ペアリングの幅広さが特徴です。さらに、冷水で淹れることでカフェイン量は大幅に減少し、ほぼノンカフェインですので夕食でも安心して楽しめます。夏が盛りとなり、水出し緑茶の美味しい季節ですので、是非お試しください。日本茶の新たな気付きに出会えるはずです。</p>
<p>　ブームの中心となっている欧州では「テロワール（土地や風土の個性）」を意識する傾向があり、茶畑を見学して緑茶を楽しむ「ティーツーリズム」は、抹茶ブームを入口とし、緑茶への関心を促す方策として、大きな可能性を秘めています。茶畑を眺めながら楽しむ緑茶は、テロワールを五感で感じ取ることが出来、近年、訪日外国人に人気の産業観光となっています。「Matcha」が世界共通言語となり、日本茶がこれほど世界的に注目されることは、日本茶史上、初めてのこと。日本茶は急須で淹れることで、茶葉本来の味覚が抽出されるため、それを追求していくことが日本茶の文化です。それを価値に変えてブランディングすることによって、日本茶業界、ひいては、伝統工芸業界の発展にも繋がります。急須でお茶を淹れることの「暮らしの豊かさ」を、世界中のより多く方々に広がっていくことが、私たちの願いでもあります。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第216号】工芸の発展に貢献した「北前船」</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/column01_dento/8629</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Jul 2026 07:46:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[玉川堂メールマガジン・コラム「伝統新潮流」]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.gyokusendo.com/?p=8629</guid>

					<description><![CDATA[　「北前船（きたまえぶね）」は、江戸時代中期から明治30年代にかけて、日本の運送業の中核を成し、二本の経済を支えた商船です。主なルートは、大阪から瀬戸内海経由で関門海峡を抜け、日本海側を横断して北海道...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>　「北前船（きたまえぶね）」は、江戸時代中期から明治30年代にかけて、日本の運送業の中核を成し、二本の経済を支えた商船です。主なルートは、大阪から瀬戸内海経由で関門海峡を抜け、日本海側を横断して北海道へ移動し、そこから復路へ。北前船の要所である日本海側には約100の寄港地があり、食品・衣類・工芸品・資材などを運搬し、各地の地場産業や食文化の発展に、多大な影響を与えました。日本は19世紀まで、第一次産業が中心であったことから、農業の主役である「米」の栽培に適した日本海側が日本の経済を牽引しており、その物流を担っていたのが「北前船」でした。</p>
<p>　北前船の船主は花形の職業であり、売上は「一航海千両（1億円以上）」と言われ、他の職業とは比較にならない程の高収入を得ていました。北前船の特徴は、荷物を運ぶことで利益を得るのではなく、船主が寄港地で買い付けた品を、別の寄港地へ運んで販売する「買い積み」にあります。例えば、北海道の昆布は大阪において高値で販売され、逆に大阪の衣類は北海道において高値で販売されていました。情報網が発達しておらず、地域間の価格差が顕著な時代であったことから、安く仕入れて高値で販売する、利幅の大きい取引が成立していたのです。一方、当時は天候の変化を知る術がなく、海難事故は頻繁に発生したほか、「買い積み」のため、事故での損失は船主の負担となり、高収入を得やすい反面、リスクの高い商売でもありました。</p>
<p>　日本の伝統工芸は、主に日本海側を中心として発展しましたが、その要因の一つとして北前船の存在が挙げられます。日本海側の工芸産地は、日本最大の物流である北前船と連携することで販路が拡大し、さらに、北前船で巨富を得た全国の豪商から特注品を受け、1年以上かけて製作し、完成品を北前船で納品するビジネスモデルも構築されました。また、それらの豪商は、パトロンとなって地元の工芸品も積極的に購入し、地域経済を潤すだけでなく、高級品の製作を繰り返すことで、職人の技術力向上にも繋がりました。そして、北前船による流通改革によって、全国の工芸品が職人たちの目にも留まるようになり、それらの作品からインスピレーションを受け、技術や意匠に独自色を打ち出し、日本の工芸レベル向上に寄与しました。</p>
<p>　北前船の寄港地は、旅籠や花街などが発達し、華やかな街が形成されていきましたが、その代表的な街の一つが新潟です。主力商品の「米」を武器として、日本海側随一の街として栄え、北前船で財を成した豪商や豪農の館が、多数現存されており、新潟の観光名所となっています。明治時代中期には、新潟県が全国一の人口を誇り、全国の長者番付には新潟県人が多数君臨。技芸文化も栄え、祇園（京都）・新橋（東京）・古町（新潟）は、日本三大花街に数えられています。新潟の伝統工芸も、それらの豪商や豪農から多大なる支援を受けたことによって、多種多様な工芸が発展し、現在、京都と並ぶ全国有数の工芸産地数となっています。玉川堂においても北前船の影響力絶大で、2名の支援者に支えられた歴史があり、高級品を製作しては、即座にご購入され、幾度となく倒産の危機を救っていただいたことから、玉川堂に残る文献には、「恩人として、後世に伝えて欲しい」と、記されています。</p>
<p>　北前船は、日本の工芸を素材・技術・市場の面から、人や地域を紡ぐ、多大な功績を残しましたが、「素材」の観点から特筆すべき地域として、島根県出雲を中心とした中国地方の「鉄」が挙げられます。当時、全国の約8割を生産する産地で、北前船で運ばれた鉄は、各地で農具や薬罐・鍋などの台所用品に加工され、日本の生活文化を支えました。さらに、刃物産地の発展にも影響力を発揮し、燕三条の伝統工芸「越後三条打刃物」は、出雲の鉄や鋼が安定的に供給できたことで産地として発展。最寄りの出雲崎港（新潟県出雲崎町）は、島根県「出雲」の地名を採用したと言われています。これら北前船の歴史や功績を風化させることなく、産業や観光の振興へ繋げていこうと、17年前より、北前船の寄港地の自治体が運営する、「北前船寄港地フォーラム」が毎年開催され、今年は新潟開催（10月）となります。私たち工芸に携わる者にとっても、北前船の影響力は計り知れないものがあります。北前船の歴史を学び、その功績を次世代へ繋げ、工芸の発展にも活かしていきたいものです。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第215号】番頭の重要性と復権への想い</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/column01_dento/8688</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Aug 2026 07:52:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[玉川堂メールマガジン・コラム「伝統新潮流」]]></category>
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					<description><![CDATA[　江戸時代初期、世界最大の消費都市・江戸に大規模店舗「大店（おおだな）」が誕生すると、組織改革が行われ、「番頭」制度が誕生しました。番頭は、店の運営・お金の管理・奉公人の指導など、主人の補佐役として商...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>　江戸時代初期、世界最大の消費都市・江戸に大規模店舗「大店（おおだな）」が誕生すると、組織改革が行われ、「番頭」制度が誕生しました。番頭は、店の運営・お金の管理・奉公人の指導など、主人の補佐役として商売全般を担い、主人が留守の時は、店の顔としてお客様や取引先とのやり取りを行い、商売を廻しました。この番頭制度は、次第に一般の商家にも広がり、奉公人は年齢の若い順に、丁稚・手代・番頭という3段階の年功序列型の役職が構築され、商いの形態として定着していきました。しかし、1800年代に入ると、幕府の深刻な財政難や大飢饉などが重なり、大店が相次いで倒産。番頭の人事は、年功序列から能力主義へと変化し、商いの中核的存在として、番頭の役割は、より重要度を増していきました。</p>
<p>　番頭とは、経営者(親)と後継者(子)の間に、親子関係の無い経営幹部が指揮命令系統に介在する存在として、日本独自の制度です。経営学者による番頭の定義として、「トップの弱点を補い、意思決定と決断を補完し、その負担を軽減する役割を果たし、さらに、後継社長の教育も補佐していく役職」とし、経営者へのご意見番だけではなく、次世代への経営の繋ぎ役を果たす重要な役割を担ってきました。日本の企業は、終身雇用制・顧客との長期的良好関係・地域に根ざした会社運営など、目先の利益よりも長期的視野に立った経営を目指す傾向にあり、これが老舗企業数の世界一に繋がっています。さらに、日本は同族経営を重視し、日本企業の約97％を占める世界一のファミリービジネス王国。非ファミリーである番頭が、会社と家族の間を取り持つことで、企業の永続性に大きな影響力を発揮してきました。</p>
<p>　明治時代、伝統工芸は日本の最先端技術として海外博覧会で世界一の技術力と称され、最盛期の昭和50年代に約30万人存在した職人数は、現在は約5万人へと著しく減少。跡継ぎがいない、もしくは、跡を継がせたくないと回答する工房は、全国で約70％存在することから、20年後、職人数はさらに半減する恐れのある、極めて深刻な状況に置かれています。その要因として、「マーチャンダイザー」を育成してこなかったという、業界の構造的な欠陥にあります。いわゆる番頭の存在です。伝統工芸業界における番頭は、経営の指揮命令系統や後継者の育成に介在するだけでなく、常に販売の最前線に立ち、常連客の好み・家族構成・ライフスタイルを全て頭に叩き込み、それを職人へ的確に伝え、ものづくりに反映させていました。つまり、「何が売れるか」を正確に読み解く、究極の現場型マーチャンダイザーでもあったのです</p>
<p>　かつての伝統工芸の主人は、職人だけでなく番頭も長い年月を掛け、「売るプロ」を育ててきた歴史がありました。しかし、現在では、地元問屋が幅を利かせた旧態依然の流通体制が敷かれており、作り手と売り手が分断され、市場のニーズや顧客の声が、ものづくりにあまり反映されていません。「技術さえ良ければ売れる」「売ることは問屋へ任せている」という、職人気質ばかり空回りしていることが伝統工芸の現状であり、どれほど高度な技術を習得しても、顧客の好みに合致していなければ自己満足に過ぎません。衰退の一途を辿る伝統工芸を復興させるためには、世界市場を読み解き、顧客の好みを見抜き、それを職人へと繋ぐ「番頭」の復権が不可欠です。</p>
<p>　戦後、GHQの指令で、日本経済の中核を成していた財閥の解体が行われた一方、全国各地で株式会社を中心とした組織編成が盛んとなり、番頭の名称は、次第に使用されなくなりました。しかしながら、現在も番頭の名称にこだわる企業も多く存在しており、その代表事例としてトヨタ自動車が挙げられます。豊田会長は番頭の重要性を公言し、番頭の名称を大切にしていきたいとの想いから、「Executive Fellow（番頭）」は、トヨタ自動車の正式な役職名として使用されています。玉川堂においても、これまでの歴史の中で番頭が果たしてきた役割の大きさと、後世にも繋いで欲しいとの想いから、「番頭」の役職名を現在も使用しており、全国の番頭が集結する「日本番頭支援協会」にも加入。番頭のあり方と重要性を学び、そのネットワークを広げています。日本経済の影の立役者として牽引してきた番頭の存在。今、あらためてその必要性が問われており、番頭の復権を提言していきたいと思っています。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第214号】ブルゴーニュ＆ボルドー 〜異なるスタイルで高みを極める〜</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/column01_dento/8624</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 May 2026 07:23:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[玉川堂メールマガジン・コラム「伝統新潮流」]]></category>
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					<description><![CDATA[　フランスワインの二大産地「ブルゴーニュ」「ボルドー」。ブルゴーニュは「ワイン王」、ボルドーは「ワイン女王」と称され、ワイン愛好家の垂涎の産地ですが、ワインの味わいや格付けのあり方など、様々な相違点が...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>　フランスワインの二大産地「ブルゴーニュ」「ボルドー」。ブルゴーニュは「ワイン王」、ボルドーは「ワイン女王」と称され、ワイン愛好家の垂涎の産地ですが、ワインの味わいや格付けのあり方など、様々な相違点があります。葡萄の品種は、ブルゴーニュは1種類（赤＝ピノ・ノアール）のみ使用するため、土地の個性が反映されることから「畑の芸術」、ボルドーは複数種の品種（赤＝カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなど）をブレンドさせるため、その比率によって個性が反映されることから「ブレンドの芸術」とも称されます。つまり、ブルゴーニュは「畑」の個性、ボルドーは「醸造所」の個性の違いを楽しむワインであることから、フランス政府主導の格付けは、ブルゴーニュは「畑」に、ボルドーは「醸造所」に対して行われています。</p>
<p>　ブルゴーニュは、内陸の寒暖差の大きい地域であり、その過酷な環境を生き抜いてきたピノ・ノアール単一品種で勝負する産地。その味わいは、冷涼な地域特有の透明感あるエレガントさが特色です。一方、ボルドーは、大西洋海沿の影響を受けて天候が変わりやすく、その天候リスクを分散させるために、複数の葡萄を育てブレンドさせることから、タンニンの力強さ・果実味・香りなど、各品種の特徴が合わさり、複雑で重厚な味わいに仕上がります。したがって、ブルゴーニュは、天候リスクは覚悟の上で、テロワールを反映させた「土地の個性の最大化」を目指す哲学に対し、ボルドーは、その年の出来の良い葡萄品種の比率を高め、毎年比率の調整を行うなど、常に「完成された美」を目指す哲学に基づいており、気候や風土などによって、その産地の醸造哲学が形成されています。</p>
<p>　ブルゴーニュとボルドーの相違点は、ブランド戦略にも表れています。ブルゴーニュは、「小さいことは美しいこと」であると、少人数だからこそ丁寧で職人技的な醸造を追及し、規模を追わない「少量生産による希少性」を重視したブランド戦略を展開。生産者のファミリーネームが世界ブランド化している、ファミリービジネスの世界的成功事例としても注目されています。一方、ボルドーは、醸造所を意味する「シャトー（城）」に広大な自社畑を所有する大規模な事業者が多く、最新鋭の設備を備え、徹底した生産管理システムを導入することで、「大量生産と高品質」を両立させたブランド戦略を展開しています。世界的なブランドとのM&#038;Aも盛んで、ルイヴィトン・エルメス・シャネルなどもシャトーを所有。世界の農業ビジネスの最先端を行く産地です。</p>
<p>　フランスワインは、格付け制度と厳格な法制度によってブランド価値を高めてきましたが、その契機となったのは1855年パリ万国博覧会です。万博会場でボルドーを代表する61シャトーを、1級〜５級に評価する格付けを発表。以降、世界の富裕層へ認知され、産地での競争力も高まりましたが、特筆すべきは171年経過した現在も、格付けは不変のまま、全てのシャトーが老舗シャトーとして現存していること。この驚異的な不変性がボルドーワインの魅力を一層引き立たせています。一方、ブルゴーニュは「畑」が格付け対象となっており、特級・1級・村名・地域名と、細かく4段階に評価されています。中でも特級畑は「聖地化」され、世界中のワイン愛好家が畑見学を行う聖地巡礼が100年以上前から続いており、産業観光の世界的先進地としても知られています。私もワイン好きが高じて畑見学を行い、この体験から産業観光に目覚め、工場を観光資源とし、燕三条を国際産業観光都市へと発展させていきたいという契機にもなりました。</p>
<p>　ワイン王のブルゴーニュ。ワイン女王のボルドー。長きに渡り切磋琢磨し、競合するのではなく、それぞれ異なるスタイルで高みを極めてきたことが、フランスのみならず、世界のワイン産業の発展に大きく寄与していきました。「１本のワインボトルの中には、世界中の全ての書物よりも深い哲学がある（ルイ・パスツール）」。１本のワインボトルの中には、脈々と受け継がれた歴史と生産者の情熱が濃縮されており、書物などの表面上の 知識ではなく、実際に生産者と対話し、畑を観て、その歴史や哲学などを熟知した上で味わうと、人智を超越する奥深さを感じるとも解釈できます。それは日本の地場産業にも共通し、工場見学を行い、生産者と対話することで、製品に愛着を持ち続けることにも繋がります。「ワインは、入手できる全ての物の中で、最も感覚的な喜びを与えてくれるものである（アーネスト・ヘミングウェイ）」。国内外の多くのワイン生産者と出会い、玉川堂のものづくりに活かしていきたいと思っています。</p>
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		<title>ゴールデンウィークの営業について</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/news/8621</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 May 2026 08:54:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[ゴールデンウィークは各店舗、下記のように営業しております。 燕本店： 通常通り、日曜日・祝日を休業といたします。 ゴールデンウィーク中の休業日は以下の通りです。 ●4月29日（祝） ●5月3日（日）〜...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ゴールデンウィークは各店舗、下記のように営業しております。</p>
<p>燕本店：<br />
通常通り、日曜日・祝日を休業といたします。<br />
ゴールデンウィーク中の休業日は以下の通りです。<br />
●4月29日（祝）<br />
●5月3日（日）〜5月6日（祝日振替）<br />
※5月2日（土）は、職人の人数が少ない点、あらかじめご了承ください。</p>
<p>銀座店：ゴールデンウィーク中は休まず営業いたします。</p>
<p>笄 KOGAI：通常通り、月・火定休で営業いたします。</p>
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		<title>大掃除に伴う工場見学の休止について</title>
		<link>https://www.gyokusendo.com/news/8608</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[gyokusendo]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 15 Mar 2026 02:25:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[誠に勝手ながら、4月3日（金）は大掃除のため、燕本店の工場見学を休止いたします。 店舗は通常通り営業しております。 ご来社を予定されていたお客様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りま...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>誠に勝手ながら、4月3日（金）は大掃除のため、燕本店の工場見学を休止いたします。<br />
店舗は通常通り営業しております。<br />
ご来社を予定されていたお客様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。</p>
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