銀座店 人間国宝・玉川宣夫展

木目金は、江戸時代に秋田で生まれた金工技法です。

数種類の金属の板を重ね合わせ、塊になったものを伸ばしながら削ることで木目のような独特の模様が生まれます。模様の出方は、半分が板の重ね方や削り方などの計画、もう半分は偶然によって決まります。

玉川宣夫は30歳の時に木目金と出会い、平成8年に玉川堂を独立した後は、個人作家として今もそのわざの発展に尽くしています。

製作時の豪快な印象とは裏腹に、作品の表面に浮かび上がる斑紋は非常に繊細です。作品の隅々に息づく玉川宣夫の技術と経験を、店頭にてぜひご覧ください。

《展示詳細》
場所:玉川堂 銀座店
期間:8月8日(木)〜21日(水)
※8月11日(日)12時〜16時まで玉川宣夫が在店致します。
お問合せ:玉川堂銀座店 03−6264−5153