[第168号] 松江に息づく不昧公の茶の湯の心

茶の湯の文化が根付き、京都・金沢と並ぶ「日本三大和菓子処」としても知られる松江。毎年10月に開催される「松江城大茶会」は、京都「二条市民大茶会」、金沢「兼六園大茶会」と共に「日本三大茶会」と称され、国…

[第166号] 暮らしに息づく文様

 人々の暮らしの中に、彩りを添える文様。古代より、様々な文様が器や装飾品などに描かれてきましたが、当初は動物や人物のモチーフが中心でした。紀元前2500年頃、メソポタミア文明の金製品(鍛金)は、牛など…

[第163号] 世界のコーヒー栽培の未来を考える

コーヒー豆は、赤道を中心に南北回帰線内の熱帯地域で栽培されており、カフェや市販の豆などに使用される「アラビカ種」と、缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに使用される「ロブスタ種」に大別され、アラビカ種…

[第160号] 生活文化としての書道を見直す

先月10月15日、「書道」を登録無形文化財として登録する答申が、文化審議会から文部科学大臣へ提出され近く正式登録されますが、これを各メディアがトップニュース級の報道として一斉配信したことから、大きな話…